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180211

昨夜少し雨が降ったが
回復している

寒さが少し薄らいだ感じだが、
まだ二月の半ば

今日は中野たてもの応援団
白鷺の茅葺き民家のお掃除会
その後コア会議

青いレモン 番外編 042 大学院にはいって 修士 アトリエオメガのことⅢ 
瀬尾さんが最年長であり、理論家であり、かなり自分の好みを押し通す。幾つかのプロジェクトはそれで対応してかなり面白いものができたが、実施設計となると、デザイン上、施主を無理やり説得する様なことになるのだが、必ずかなりの予算オーバーに成り、話が進まなくなる。
それでも建研が大久保に在ったときは交流が持て予算との調整をしながら十分に時間が掛けられ創作活動も盛んに行われたが、筑波に移るとそうはいかない。そんなこともあって、次第に個人的に来た話は個人的に対応するようになる。僕は下北沢の改修や、The Two Pairs House、小玉くんは浦さんの家やコンクリートブロックの小住宅など。
そのうち僕も宇都宮大学に移ったし、お互いの往き来はなかなか難しくなる。それでも渋谷にある永井くんのアトリエを基点にいくつかのプロジェクトを進めることができた。郡リースという仮設業からの依頼だったと思うが、7Daysという仮設用のプレハブシステムを使ったプロジェクトもそのひとつで、札幌にモデルハウスが建った。
また、建研の調査研究と関連した長谷川工務店の開発の仕事にかこつけてのマンションのファサード計画、これはむやむやになってしまったが、計画地であった古河に数年後、長谷川工務店によって我々が絵に描いた様な建物が建ったため一寸腑に落ちない気持ちが残った。打ち合わせのために僕が筑波にいき泊まりになることもあった。公務員の宿泊施設があり安く泊まれた。鉄筋コンクリートの立派な建物で、浴衣が自立するほど糊が効いていたのが印象に残っている。
インドのコンペの時は、瀬尾さんが数回宇都宮に泊まりがけで来て、何とかプロジェクトを仕上げて模型をインドに送ったのに届いたのか届かなかったのか返事が全く来なかった。その後、各自かなり忙しくなりこれと云ったアトリエ・オメガとしての創作活動ができなくなった。永井くんとはそれからも明和園の設計や、アジア学園の設計で繋がっていた。また市ヶ谷出版の本のことでやりとりがあったが、そのうち原因は分からないのだが電話を掛けても「この電話はお受けできません」と拒否される様に成り、意図的なものではないと思いながら疎遠になってしまい今は年賀状だけのやりとりになってしまった。
そのうち瀬尾さんも建研をやめ名古屋の大同大学の先生になり、あまり会う機会もなく滋賀であった建築学会の大会の会場で立ち話をしたのが最後になってしまった。
瀬尾さんが亡くなり、小玉にどうしたのと聞いたら例によってぼそぼそという、聞き直したが分からずそのうち分かるだろうとそのままになってしまった。宇都宮大学を退職したあとセキスイの新構法開発研究会で、2時間近くしゃべらされたが、アトリエΩのことを纏めて他人の前で話したのはこの時が初めてである。
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訃報 瀬尾文彰先生がなくなられました 2008.7.5
訃報 さる(平成20年(2008)*小西追記)6月4日に、昨年まで大同工業大学でがんばっておられた瀬尾文彰先生が亡くなられました。
瀬尾先生は、いわば山田を後継指名して、瀬尾さんのアドバイスをいただきながら、がんばろうと思っていたところでした。残念の極みです。5月6日に大同の山田、光田、清水の若手と一緒にお別れ会をかね食事をし、5月12日にNPOリングでお別れ会を行いました。私に常々、いつ死んでもいい、長生きしすぎた、といっておられましたが・・・
5月末に旅先から電話がありました。元気がなかったので心配しておりましたが、その電話の後、すぐ亡くなったと言うことです。
おそらく、山田は、最後に話をした、人物かもしれません。
ただ、瀬尾先生は、日本の一番いいときに生き、やることはすべてやってしまい、思い残すことはないと本人も断言していました。
なので、瀬尾先生自身はまったく悔いのない人生で、幸せだったと思います。
瀬尾先生らしく、本日なくなった旨の連絡が入りました。1ヶ月は誰にも言うなという遺言があったんだと思います。
瀬尾先生は偉大な方です。建築界にとって、彼を失った喪失感は計り知れないと同時に、われわれが受け入れなければいけない、世代交代の責任を感じるものでもあります。
いずれにせよ、山田ががんばることが、瀬尾先生にできる最大の恩返しだと思います。 こころから、ご冥福を祈ります。
山田幸司
建築家 名古屋を中心に活動中!
当時、大同工業大学建築学科准教授

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